香典返しは忌明けの四十九日後の早い時期に送付するのが仏教徒の場合のマナーですね。といいつつ、香典返しは地方によってもマナーが違います。
その代表的なのが北海道です。結婚式でも北海道は独自のやり方でびっくりされる方も多いのですが、北海道の香典返しもちょっと変わっています。
北海道の忌明けは日本全国標準の四十九日です。もちろん仏教の場合です。キリスト教式や神式はちょっと違います。北海道では、忌明けの四十九日に僧侶を呼んで、法要を行います。じゃあどこも同じではないですか?といわれそうですが、・・・。
実は北海道では、香典返しの時期が違うのです。香典返しは忌明けの報告を兼ねるので、忌明け後に送ることが多いと思いますが、北海道では香典を頂いたその場で香典返しを渡します。なんとも合理的です。結婚式と同じですね。
その場合、香典返しの相場として香典の半額が目安になるのが普通の香典返しですが、北海道では、予め300円〜500円程の品を用意しています。香典の金額には関係なく、見込みで当日に用意しているのです。こうすれば、品物選びの苦労もありませんし、ましてや名簿を整理するなんてすごい作業はしなくても良いわけで、香典返しを合理的に行うことができます。
ちなみに、北海道の南の地域や沿岸部では、忌明けに「四十九日餅」という餅を祭壇に飾ります。そして法要の後に参列者に配るのが習慣になっているのだとか。初めての人はびっくりしますが。

